【第706回】 中国の若者に広がる“手放して活かす”消費スタイル
“安い”から“安心”へ 進化する中国の中古消費
中国共通
小売・流通
消費トレンド
SUMMARY
スマートフォンなどの回収・再販を手がける「愛回収」 ★YouTube動画 >> https://youtu.be/eLyggDi2q3s 中国の消費市場で今、大きな存在感を放っている「二次流通(中古)市場」。背景にあるのは、若年層を中心に広がるコスパ重視と環境意識の高まりです。 不要になったモノを手放し、必要な人が再活用するという循環型の消費スタイルが、すでに日常の選択肢になっています。 象徴的なのがアリババ系のフリマアプリ「閑魚」です。2025年3月時点でユーザーは6億人規模、月間アクティブユーザーは2億人超。その3分の2以上が「95後」(1995年以降生まれ)世代という若さが、市場の将来性を物語っています。 またスマートフォンなどの回収・再販を手がける「愛回収」も、2024年の売上が163億元で、前年比25.9%増と高成長を続けています。 なかでも注目は中古…

★YouTube動画 >> https://youtu.be/eLyggDi2q3s
中国の消費市場で今、大きな存在感を放っている「二次流通(中古)市場」。背景にあるのは、若年層を中心に広がるコスパ重視と環境意識の高まりです。
不要になったモノを手放し、必要な人が再活用するという循環型の消費スタイルが、すでに日常の選択肢になっています。
象徴的なのがアリババ系のフリマアプリ「閑魚」です。2025年3月時点でユーザーは6億人規模、月間アクティブユーザーは2億人超。その3分の2以上が「95後」(1995年以降生まれ)世代という若さが、市場の将来性を物語っています。
またスマートフォンなどの回収・再販を手がける「愛回収」も、2024年の売上が163億元で、前年比25.9%増と高成長を続けています。
なかでも注目は中古ラグジュアリー分野です。2025年の市場規模は348億元に達する見込みです。
「紅布林」(PLUM)などの専門プラットフォームは、真贋鑑定や透明な価格設定、さらには充実したアフターサービスで信頼を構築。ブランド志向ながら予算に制約のある若者層の取り込みに成功しています。
さらに興味深いのは、オンライン発のこうした中古品取引サービスが、実店舗展開を加速している点です。
「愛回収」は全国500店超、テンセント系の「転転」も300店以上を展開。「閑魚」や「得物」も実店舗を開設し、対面査定や品質を確認する場を提供しています。
信頼・利便性・品質保証を軸にオンラインとオフラインを融合する動きは、中国の中古市場が“安さ”ではなく“安心”を競争軸とする次の成長段階に入ったことを示唆しています。
★YouTube動画 >> https://youtu.be/eLyggDi2q3s
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