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【中国消費洞察メルマガ 第714号】微醺(ほろ酔い)から広がるノンアル市場

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2026年3月25日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第714号】
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 こんにちは!キャストグローバルの大亀です。

 花見の季節になりました。先週まで東京に滞在していたのですが、桜の開花を待たずに上海へ戻り、実は内心ほっとしています。というのも、この時期はちょうど花粉のピークと重なるからです。

 今年は特にひどかったように感じます。昨年は症状が軽く、「もしかしてコロナに感染して花粉症が治ったのでは?」と勘違いしたほどでしたが、今年は目のかゆみに加え、鼻水とくしゃみが止まりませんでした。

 日本では北海道と沖縄には杉の植林がなく、花粉症とは無縁だといわれています。また、草津周辺も標高の高さから花粉の飛散が少なく、「避粉地」として注目されているというニュースも目にしました。

 ようやく上海に戻り、「これで花粉症ともおさらばか」と思いきや、自宅に戻っても鼻水がつーっと流れてきます。上海にもプラタナスなどの花粉があると聞き、「まさか」と思いましたが、原因はもっとシンプル。単に東京から戻ったままのジャケットを、リビングのチェアに掛けっぱなしにしていたからでした。

 今週のコラムは、2030年に2兆円規模へと成長が期待される中国ノンアル市場についてです。では、中国消費洞察メルマガ第714号をお送りいたします。

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■YouTube「中国消費洞察」チャンネル
>> https://www.youtube.com/@china.marketing.insight
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中国歴25年の日本人コンサルタントがお届けする中国消費・マーケティング情報です。中国の消費現場、トレンド、ネット・EC、小売・流通、消費者動向などを2分前後の動画で解説します。
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【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第714回)
   ◆小売シェア0.02%ながら2030年に2兆円規模へ
    ~微醺(ほろ酔い)から広がるノンアル市場~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2026年1&2月合併号(vol.131)発行
     (詳細)https://www.cast-marketing.com/newsletter/

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■コラム 「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第714回)
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【第714回】 小売シェア0.02%ながら2030年に2兆円規模へ
~微醺(ほろ酔い)から広がるノンアル市場~

 中国でもノンアルコール飲料への関心が徐々に高まりつつあります。

 市場調査会社・中研普華のデータによると、中国のノンアルコールビール市場は2020年の30億元から2024年には120億元へと拡大し、わずか4年で約4倍となりました。さらに2030年には1,000億元規模に達するとの予測もあり、成長期待の高い分野といえます。

 一方で、流通の現場を見ると市場はまだ発展途上です。

 小売データ分析会社・馬上贏によれば、スーパーやコンビニでの販売シェアは約0.02%にとどまり、店頭のSKUも30種類前後と限定的です。需要の芽は出ているものの、日常的な選択肢としてはこれからという段階です。

 実際の飲用者を見ると、独Statistaの調査ではビール習慣飲用者の約12%がノンアルコールビールを取り入れています。

 背景にあるのは健康意識の高まりで、中国酒業協会の調査でも「肝臓への配慮」や「二日酔い回避」といった理由が上位に挙がっています。消費シーンも平日の一人飲みや接待、家庭の食事へと広がりつつあります。

 こうした状況を、日本と比べると違いがより鮮明になります。

 日本ではノンアルコールビールはすでに日常の飲料として定着しており、市場規模は2024年に2009年比で約7倍にまで拡大しました。運転時や仕事中でも楽しめる選択肢として、生活に自然に溶け込んでいます。

 一方、中国では依然として「微醺」(ほろ酔い)を楽しむ文化が主流で、低アルコールからノンアルコールへと段階的に市場が広がっている状況です。

 まだ小さな市場ではありますが、健康志向の高まりを背景に、今後は新たな飲用習慣として浸透していく可能性がありそうです。

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(16)
 ~ショートドラマに取り組む企業の現状とトレンド

 中国調査会社の勾正科技(gozen)が公表した「2025年上半期ショートドラマ業界観察・マーケティング指南」によると、2025年上半期には、 計237本のブランド制作型ショートドラマが公開され、149のブランド(企業)がこれに関わった。そのうち77ブランドが初参入。新規参入ブランドの業種は食品・飲料、コスメ、パーソナルケアがトップ3を占めた......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(15)
 ~ショートドラマ・マーケティング着手の4ステップ〜ステップ④ オムニチャネル展開で統合型マーケティング・エコシステム構築

 大手ブランドでは、ショートドラマを単発のマーケティング手段とは捉えず、オンラインとオフラインを繋ぐ統合型マーケティングへと発展させる動きも出ている。ショートドラマの配信期間中に、話題づくりやファンとの交流、コメント欄を盛り上げるといった手段で、SNS上での情報の自然拡散を促す......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(14)
 ~ショートドラマ・マーケティング着手の4ステップ〜ステップ③ ブランド主導型コンテンツへ進化

 さらに進化した手法としては、ブランド(企業)が単なる広告主にとどまらず、コンテンツ制作そのものを主導するケースが考えられる。つまりブランドが企画元となり、脚本づくりから制作に関与。ストーリーの組み立て自体にブランドをより深く反映させる手法だ......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(13)
 ~ショートドラマ・マーケティング着手の4ステップ〜ステップ②:ブランド専属コンテンツの制作

 ブランド(企業)によってはさらに一歩前進し、自社オリジナルのショートドラマ制作を選ぶケースも増えつつある。作品はブランド側が制作費を負担。脚本からキャスティング、制作の全て、ブランドに合わせてカスタマイズされる。実際、2024年には国内外の多くの著名ブランドがこの手法を採用した......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(12)
 ~ショートドラマ・マーケティング着手の4ステップ〜ステップ①:プロダクトプレイスメント

 ショートドラマを使ったマーケティングを初めて試す企業にとって、最もリスクが低く、手軽に導入できる手法が「プロダクトプレイスメント」だ。物語の流れを邪魔せず、ユーザーに意識させない自然なブランド露出がその基本といえる......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(11)
 ~ショートドラマの人気コンテンツ・テーマ分析

 中国のショートドラマ市場では、かつての「男性向け」、「女性向け」といったシンプルな分類から脱し、より多元的なコンテンツ・エコシステムへの進化が加速している。「逆転」、「ツンデレ御曹司」、「タイムスリップ」などの定番テーマが、依然として高い人気を誇る一方、ユーザーの飽きに対処すべく、サスペンスやコメディ要素を掛け合わせた複合型ジャンルも急増中だ......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(10)
 ~主要ショートドラマプラットフォームの運営戦略分析

 抖音(ドウイン・TikTok)は、運営元のバイトダンス(字節跳動)傘下のショートドラマプリとの連携により、独自のショートドラマ・エコシステムを構築している。その1つである「紅果短劇」は、高品質な無料動画市場を担当。一方、「木葉短劇」は、下沈市場(地方都市)が主要ターゲットだ......

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◆中国ショートドラマ業界分析レポート(9)
 ~【中国ショートドラマ】三つ巴の構図となるプラットフォーム間の競合状況

 現在の中国ショートドラマ市場には、 3つのタイプの主要プレイヤーが存在する。それぞれが強みを生かし、差別化された競争環境を形成している。ショート動画プラットフォーム。中国版TikTokの抖音(ドウイン)や快手(クワイショウ)など。これらプラットフォームは、巨大なユーザーベースと精度の高いレコメンド・アルゴリズムを武器に、ショートドラマ配信のメインチャネルとなっている......

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■新着統計データ一覧
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◆2025年中国不動産市場の基本状況④〜不動産開発景気指数
◆2025年中国不動産市場の基本状況③〜不動産開発企業の資金調達状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況②〜新築商品用不動産の販売および在庫状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況①〜不動産開発投資の動向

統計データ一覧はこちら >> 
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■お知らせ
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◆会報誌「中国消費洞察」2026年1&2月合併号(vol.131)発行

 会報誌2026年1&2月合併号(vol.131)の巻頭特集では、「2026年中国消費トレンド分析レポート」として、中国消費を左右する12の潮流を整理しました。

 現在、中国の消費市場は大きな転換点を迎えています。不動産・インフラ投資を軸とした高成長モデルが調整局面に入り、消費の担い手も「80後」「90後」から「95後」「00後」へと若年化する中で、消費行動そのものが質的に変化しました。

 生活必需品では価格や成分、機能を徹底的に比較し、コストパフォーマンスを重視する一方、健康、ウェルネス、旅行、IP(キャラクター等の知的財産)、推し活、国潮(愛国)カルチャーなどの分野では「自分にとって意味があるか」「満足や共感につながるか」を重視し、出費を惜しまない傾向が強まっています。

 日常では合理的に節約しつつ、価値を感じる領域には積極的に投資する――こうしたメリハリのある消費行動が、中国市場の新たな特徴となりました。広告やブランド力だけでは選ばれにくくなり、具体的な機能や使用価値を示せない商品は淘汰される一方、明確な世界観や体験価値を提供できるブランドは高価格帯でも支持を集めています。

 今号では、「安いか高いか」ではなく「納得できるかどうか」を軸とする新たな消費構造を前提に、2026年に注目すべき12の潮流を提示しました。中国市場の次の動きを読み解くための実践的な指針となる内容です。

 トレンドウォッチでは、中国で急速に存在感を高めている「興趣(興味・趣味)消費」に注目しました。多くの人が同じ流行を追う時代から、自分の関心領域に時間とお金を集中投資する時代へと移行しています。

 将来への不確実性が高まる中で、「自分でコントロールできる世界」を持ちたいという心理が背景にあり、趣味の深化やスキル向上、コミュニティへの参加など、自己充足型の消費が広がっています。企業には商品を売るだけでなく、趣味の成長プロセスに寄り添う存在としての役割が求められるようになりました。

 今号では市場性、収益性、文化的影響力、成長余地の4つの観点から分析し、特に有望と考えられる8分野を抽出しています。

 マーケティング・コラムでは、AI(人工知能)が主役となりつつある中国ネット広告市場を取り上げました。2025年はAIによる広告配信やビッグデータ活用が進み、市場は堅調な成長を維持しました。

 市場規模やプラットフォームの勢力図、業種別の広告投資動向を整理するとともに、今後重要となる媒体や手法、消費者行動の変化、日本企業にとっての新たなビジネス機会について解説しています。中国市場で効果的な販促戦略を検討するうえでの実践的な参考資料としてご活用ください。

 そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。

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会報誌『中国消費洞察』
2026年1&2月合併号(vol.131) もくじ
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【巻頭特集】2026年中国消費トレンド分析レポート
売れる理由が変わった?
2026年中国消費を左右する12の潮流

【トレンドウォッチ】中国「興趣」消費市場分析レポート
興味や趣味が中国消費を再構築
成長が期待される「興趣」8大分野を読み解く

【マーケティング・コラム】
AIが主役となるマーケティングの新時代へ
データで読む2025年中国ネット広告市場

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【中国マーケティング会員コース クイックリンク】
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