Cast logo
新規登録
HOME > メルマガ更新情報 > 第727号

【中国消費洞察メルマガ 第727号】中国自動運転市場が量産普及フェーズへ

中国ビジネスをマーケティング視点から再構築しよう!
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティング会員コース
https://www.cast-marketing.com/

================================
2026年6月24日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第727号】
================================

 こんにちは!キャストグローバルの大亀です。

 江西省への旅行で、久しぶりに高速鉄道(高鉄)で遠出しました。普段は出張で利用することが多く、新幹線でいうグリーン車にあたる一等車を選ぶのですが、今回はプライベート旅行ということもあり、一般席の二等車に乗りました。

 二等車といえば、これまでの経験では乗客同士の会話も多く、車内は比較的にぎやかな印象。しかし今回乗った車両はなぜかシーンと静まり返っています。前席のシートカバーを見ると、大きく「静」の文字。どうやら「静音車廂(サイレントカー)」だったようです。

 車内では、乗務スタッフが巡回するたびに、会話をしている乗客に対して「お静かにお願いします」と声をかける徹底ぶり。車内サービスも充実しており、スターバックスのコーヒーをはじめ、弁当やフルーツなどのほか、到着駅にあるマクドナルドからアプリ経由で注文もできます。

 そんな高鉄ですが、一つだけ思わぬ事件が…。同行した友人が、駅入口のX線検査でウイスキーを没収されてしまったのです。部屋飲み用に飲みかけのボトルを持参していたのですが、開封済みの酒類は持ち込み不可とのこと(新品はOK)。高鉄を利用される際は、ぜひご注意ください。

 今週のコラムは、会報誌5月号で特集した中国自動運転市場についてです。では、中国消費洞察メルマガ第727号をお送りいたします。

────────────────────────────────
■YouTube「中国消費洞察」チャンネル
>> https://www.youtube.com/@china.marketing.insight
────────────────────────────────
中国歴25年の日本人コンサルタントがお届けする中国消費・マーケティング情報です。中国の消費現場、トレンド、ネット・EC、小売・流通、消費者動向などを2分前後の動画で解説します。
================================

【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第727回)
   ◆自動運転機能が“当たり前”の時代に?
    ~中国自動運転市場が量産普及フェーズへ~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2026年5月号(vol.134)発行
     (詳細)https://www.cast-marketing.com/newsletter/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■コラム 「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第727回)
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【第727回】 自動運転機能が“当たり前”の時代に?
~中国自動運転市場が量産普及フェーズへ~

 会報誌5月号で特集した中国の自動運転業界。近年、中国では新エネルギー車(NEV)の急速な普及が注目を集めていますが、その成長を支えているもう一つの重要な要素が、自動車のスマート化です。

 現在、中国では新車として販売される乗用車の半数以上にL2級運転支援システムが搭載されています。L2級とは、高速道路での車線維持や先行車追従など、アクセルやブレーキ、ハンドル操作の一部を車両が支援するレベルを指します。

 さらに自動パーキング機能などの搭載率も20%を超えており、運転支援機能は急速に一般化しています。

 特に注目されるのは、これまで高級車や上位モデルの専売特許とされていた運転支援機能が、普及価格帯の車種にも広がっていることです。

 中国乗用車市場情報連席会(乗聯会)などの調査によると、10万元以下のエントリークラスのNEVにおいても、L2級運転支援システムの搭載率が大きく上昇しています。

 市場規模も拡大を続けています。2025年の中国自動運転市場は4,500億元規模に達したとみられ、その背景には主要部品のコスト低下があります。

 LiDAR(ライダー)や高性能AIチップ、車両制御用コンピューターなどの価格が量産効果によって下がり、自動運転技術の搭載ハードルが大きく下がりました。

 そして現在、中国市場はL2級の普及段階から、L3級自動運転の本格商業化へと移行する転換期を迎えています。2026年にはL2級搭載率が新車販売の7割を超え、高速道路でのL3級サービスが本格化すると予測されています。

 さらに2027年には、市街地でのL4級自動運転の実用化が進み、ロボタクシーや自動運転トラックによる物流サービスも成長段階に入る見通しです。

 自動運転の進化は、自動車業界だけでなく、素材、部品、ソフトウェア、物流など幅広い産業に影響を及ぼします。技術開発から社会実装までが急速に進む中国市場は、日本企業にとっても新たな事業機会を探る上で見逃せない市場となりそうです。

バックナンバー一覧はこちら >> https://www.cast-marketing.com/okamekosuke/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着コンテンツ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※下記コンテンツの全文を閲覧するには「中国マーケティング会員」のログインIDとパスワードが必要です。「フル/法令/Q&A会員」のログインIDとパスワードではログインできません。
(お試しID発行 >> https://www.cast-marketing.com/trial/)

◆中国中古品市場分析レポート(7)
 ~Z世代が牽引する中国中古消費の実態③〜買い手と売り手の両方を担う

 売り手と買い手の双方を担う「二面性」の広がりが顕著だ。閑魚のデータでは、ユーザーの60%以上が買い手と売り手の両方の役割を担っている。転転でも、2025年には売買の双方に関与するユーザーが30%以上増加。パテックフィリップの18万元相当の高級腕時計を売却し、同年にOPPO(オッポ)の515元の中古スマートウォッチを購入したユーザーもいる......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6367

◆中国中古品市場分析レポート(6)
 ~Z世代が牽引する中国中古消費の実態②〜節約目的から興味・感情消費へ

 従来、中古品といえば、その主な目的は節約にあったが、現在は動機も多様化している。若者の間では「新品が買えないのではなく、中古の方がコスパに優れている」という認識が広まっている。新社会人がオフィス家具を新品の3分の1程度の価格で購入したり、子育て世帯がベビーカーやチャイルドシートなどを中古で調達することは、その一例といえる......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6366

◆中国中古品市場分析レポート(5)
 ~Z世代が牽引する中国中古消費の実態①〜「下沈」市場にも浸透

 中古品消費はもはや一線・二線級の大都市に限定されず、三線・四線級都市や、それ以下の「下沈」エリアへと急拡大している。転転が公表した「2025年中古品消費年度洞察」によれば、下沈エリアでユーザーの増加が顕著に見られているもよう。晋城、伊利、カシュガル、舟山、宜昌などの都市が成長率の上位にランクインしている......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6365

◆中国中古品市場分析レポート(4)
 ~中国「中古経済」を後押しする政策動向

 中国の中古経済の急速な発展は、前述の要因に加え、国家レベルでの政策的誘導も大きく関係している。近年、中国政府は循環経済と環境に配慮した「グリーン消費」を国家戦略として位置付け。相次いで関連の支援策を打ち出すとともに、具体的な実証事業も推進している。中国政府は2021年に公表した「『第14次五カ年計画』循環経済発展計画」で、初めて中古品取引に関するサービスの標準化及び規範化を提起した......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6364

◆中国中古品市場分析レポート(3)
 ~中国「中古経済」の成長を支える4つの要因

 中国の中古経済が、わずか数年で消費の脇役的存在から主役へと躍り出た背景には、消費観の変化のほか、環境意識の高まりや政策による促進政策、さらにはビジネスモデルの革新といった複数の要素が複合的に作用している。中古品取引の活況を支える最も直接的な原動力は、若年層における消費観の変化だ。「新品が買えないのではなく、中古の方がコストパフォーマンス(コスパ)に優れている」という価値観が、若者を中心に広く浸透している......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6363

◆中国中古品市場分析レポート(2)
 ~中国で中古市場が急拡大、1兆元超の巨大産業へ

 中国の中古品市場は急拡大しており、すでに取引規模1兆元を超える巨大産業へと成長している。中古品の取引は、オンライン、オフラインの双方で活発化している。中国商務部が公表した最新データによれば、2024年の中古品取引総額は、前年比28%増の約1兆6,900億元。過去6年間の年平均成長率(CAGR)も12%のプラスに達している......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6362

◆中国中古品市場分析レポート(1)
 ~閑魚が市場を牽引、日常に浸透する中古消費 中国で急拡大する「二手経済」(中古エコノミー)

 中国では今、「二手」(中古)品が大きな人気を集めている。かつては「安かろう」、「やむを得ない」と見なされていた中古品の取引は、年間約1兆7千億元に迫る巨大市場へと成長を遂げている。一線級の大都市のオフィスビルから、三線・四線級都市の住宅地まで、また若年層が購入するスマートフォン(スマホ)から、主婦層に人気のベビーカーまで、中古品は日常生活の各処に浸透している......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6361

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着統計データ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆2025年中国不動産市場の基本状況④〜不動産開発景気指数
◆2025年中国不動産市場の基本状況③〜不動産開発企業の資金調達状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況②〜新築商品用不動産の販売および在庫状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況①〜不動産開発投資の動向

統計データ一覧はこちら >> 
https://www.cast-marketing.com/statistics/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■お知らせ
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆会報誌「中国消費洞察」2026年5月号(vol.134)発行

 会報誌2026年5月号(vol.134)の巻頭特集では、中国のショート動画プラットフォーム「快手」(クアイショウ)を取り上げました。

 中国のショート動画市場といえば、抖音(ドウイン・TikTok)や小紅書(RED)を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし快手は、それらとは異なる独自のポジションを築いています。最大の特徴は、中国の「下沈市場」と呼ばれる三線級以下の地方都市、県、郷・鎮、農村部などに深く浸透している点です。

 2026年3月時点で、快手の月間アクティブユーザー数は7億人を超えています。プラットフォーム上では、ユーザー同士が「老鉄」(ラオティエ、気心の知れた仲間の意)と呼び合い、ライブ配信やショート動画を通じて長期的な信頼関係を築いています。この信頼関係を基盤とした「信頼経済」は、年間流通取引総額(GMV)約1兆6,000億元規模の巨大なEC市場を生み出しています。

 快手ユーザーの多くは、派手なブランドイメージよりも、誠実さや実用性、コストパフォーマンスを重視する傾向があります。また下沈市場では依然として消費のアップグレードが進んでおり、日本企業にとっても大きなビジネスチャンスが存在しています。

 今号では、快手の発展の歩みやユーザー特性、商業エコシステムを整理するとともに、日本企業が中国下沈市場へアプローチする際の可能性や活用方法について分析しました。

 業界研究では、中国の自動運転産業を特集しました。

 自動運転は単なる技術革新にとどまらず、人やモノの移動コストを引き下げ、物流やモビリティサービスのあり方そのものを変えつつあります。特に中国では、百度(バイドゥ)のApollo、小馬智行(Pony.ai)、文遠知行(WeRide)などを中心に、自動運転タクシー(ロボタクシー)の商業運行が急速に拡大しています。

 また無人配送車や自動運転トラックの活用も進み、物流分野における人手不足対策や効率化にも大きな役割を果たしています。さらに鉱山や港湾、工業団地などの限定エリアでは、すでに大規模な無人運行ネットワークが構築されつつあります。

 中国政府は制度整備や実証環境の整備を積極的に進めており、自動運転の商業化において世界をリードする存在となっています。一方、日本でも高度自動運転の実証や制度整備が進みつつあり、中国市場の動向は今後のモビリティ産業を考える上で重要な参考事例となっています。

 今号では、中国自動運転市場の現状や政策動向、ロボタクシーや無人物流の最新事例を整理し、中国がどのように世界最大級の自動運転ネットワークを構築しているのかを分析しました。

 マーケティングコラムでは、中国ペット市場の最新動向を取り上げました。

 近年、中国ではペットを単なる飼育対象ではなく、家族の一員として捉える「ペットの家族化」が進んでいます。こうした価値観の変化を背景に、ペット市場は安定した成長を続けており、2028年には市場規模が4,000億元を突破する見通しです。

 なかでも市場成長を牽引しているのが「猫経済」(ネコノミクス)です。都市部の住環境やライフスタイルとの相性の良さからネコの飼育数は大幅に増加し、関連商品の市場も急速に拡大しています。ペットフードや用品だけでなく、医療、保険、高齢ペット向けサービス、人とペットが共に暮らす住環境づくりなど、新たな需要も生まれています。

 今号では、中国ペット市場の成長要因や消費者動向を整理するとともに、「猫経済」を中心とした最新トレンドや今後の市場機会について考察しました。

 そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。

================
会報誌『中国消費洞察』
2026年5月号(vol.134) もくじ
================

【巻頭特集】中国ショート動画「快手」分析レポート
7億人の「老鉄」が支える地方のライブコマース消費
中国「下沈市場」攻略の切り札「快手」(クアイショウ)

【業界研究】中国自動運転業界分析レポート
実証実験から本格的な事業化・普及段階へ
ロボタクシーが成長を牽引!中国「自動運転」産業

【マーケティングコラム】中国ペット市場の現状と発展動向
「猫経済」(ネコノミクス)が成長を牽引
ペットの“家族化”で拡大続く中国ペット市場

※詳細はこちら:https://www.cast-marketing.com/newsletter/

────────────────────────────────
【中国マーケティング会員コース クイックリンク】
────────────────────────────────
■ サービス詳細 >> https://www.cast-marketing.com/service/
■ お試しID発行 >> https://www.cast-marketing.com/trial/
■ お問い合わせ >> https://www.cast-marketing.com/inquiry/
■ メルマガバックナンバー >> https://www.cast-marketing.com/e-zine/
■ 会報誌バックナンバー >> https://www.cast-marketing.com/newsletter/
更新一覧へ戻る メルマガを登録