Cast logo
新規登録
HOME > メルマガ更新情報 > 第724号

【中国消費洞察メルマガ 第724号】AIを搭載した各種製品が身近な存在に

中国ビジネスをマーケティング視点から再構築しよう!
「キャスト中国ビジネス」中国マーケティング会員コース
https://www.cast-marketing.com/

================================
2026年6月3日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第724号】
================================

 こんにちは!キャストグローバルの大亀です。

 先月、顧問先の社員旅行で訪れた西安。当地の名物料理といえば、涼皮、肉夾饃、biangbiang麺、油溌面など、粉ものオンパレード。またイスラム文化の影響が強く、肉料理といえば羊肉が定番です。なかでも羊の足を煮込んだ「羊蹄」は、見た目こそ少々インパクトがありますが、とても美味しかったです。

 バスガイドさんとの会話で、「粉ものばかりで飽きないですか?」と尋ねたところ、実は地元の人たちもお米をよく食べるそうです。お米のほうが野菜を多く摂ることができ、油の使用量も抑えられるから。かつては食材の流通が限られていたが、現在では全国各地の食材や料理が手軽に手に入るようになり、四川料理なども人気を集めているそうです。

 西安市内には地下鉄網も整備されており、総延長は400kmを超えます。上海や北京の約900kmには及ばないものの、中国国内ではおおむね12~15位前後の規模を誇ります。西安で最初の地下鉄路線である1号線が開通したのは2011年9月で、中国の主要都市の中では比較的遅いスタートでした。

 その理由の一つが、地下から遺跡や古墳らしきものが発見されたから。そのたびに考古学の専門家による調査や検証が必要で、ある唐代の墓は「秦、漢、隋の順だから後回しね」と言われたとのこと。古都・西安らしいエピソードですね!

 今週のコラムは、会報誌4月号で特集した「AI+消費財」についてです。では、中国消費洞察メルマガ第724号をお送りいたします。

────────────────────────────────
■YouTube「中国消費洞察」チャンネル
>> https://www.youtube.com/@china.marketing.insight
────────────────────────────────
中国歴25年の日本人コンサルタントがお届けする中国消費・マーケティング情報です。中国の消費現場、トレンド、ネット・EC、小売・流通、消費者動向などを2分前後の動画で解説します。
================================

【目次】
 1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第724回)
   ◆性能や品質からAIの活用を競う時代へ
    ~AIを搭載した各種製品が身近な存在に~

 2. 新着コンテンツ一覧

 3. 新着統計データ一覧

 4. お知らせ
     会報誌「中国消費洞察」2026年4月号(vol.133)発行
     (詳細)https://www.cast-marketing.com/newsletter/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■コラム 「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第724回)
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【第724回】 性能や品質からAIの活用を競う時代へ
~AIを搭載した各種製品が身近な存在に~

 会報誌4月号で特集した「AI+消費財」。これまでAIといえば、スマートフォンやパソコン上で利用する音声アシスタントや検索機能をイメージする人が多かったかもしれません。

 しかし現在、中国ではAIが製品そのものに組み込まれ、消費者が日常的に手に取って利用する存在へと変化しています。

 その対象は幅広く、スマートウォッチなどのウェアラブル機器、子ども向けのスマート玩具、カメラやドローンといった映像機器、さらには冷蔵庫や掃除機などの家電製品にも広がっています。

 会話ができるロボットや、自ら判断して動作する家電は、もはや未来の話ではなさそうです。AIは日常生活の中に着実に浸透し始めています。

 市場の盛り上がりはSNS上のデータにも表れています。2025年には、中国で「AI+消費財」に関する投稿数や閲覧数などの関連データが、前年比117%増となりました。

 特に抖音(ドウイン・TikTok)では、AIロボット関連の動画の累計再生回数が21億回を突破。興味深いのは、消費者が単に情報を閲覧するだけでなく、自ら体験を共有したり、商品比較や活用方法について発信したりしている点です。

 こうした動きは、AIが単なる話題や新技術ではなく、実際の購買検討対象になり始めていることを示しています。消費者は「AIが搭載されているか」ではなく、「どのような価値を提供してくれるのか」を比較しながら商品を選ぶようになりつつあります。

 中国の業界内では、2026年を「AIハードウェア化元年」と位置付ける声もあります。AIはもはや単なる付加機能ではなく、製品選択の決め手となる要素になりつつあります。

 日本企業にとっても、この動きは見逃せません。これまでのように性能や品質だけで差別化を図るのではなく、AIを活用してどのような利便性や体験価値を提供できるかが、今後の競争力を左右する重要なポイントになりそうです。

バックナンバー一覧はこちら >> https://www.cast-marketing.com/okamekosuke/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着コンテンツ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※下記コンテンツの全文を閲覧するには「中国マーケティング会員」のログインIDとパスワードが必要です。「フル/法令/Q&A会員」のログインIDとパスワードではログインできません。
(お試しID発行 >> https://www.cast-marketing.com/trial/)

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(11)
 ~応用領域・シーン別に見るヒト型ロボットの展開状況④〜医療・介護:高齢化社会を支える重要領域

 医療・介護分野においては、ヒト型ロボットの役割が、これまでの補助的な位置づけから、治療やケアの中核に近い領域へと広がりつつある。例えば、傅利葉智能(Fourier Intelligence)などが開発するリハビリ支援ロボットは、力のかかり具合を感知する機能とAIを組み合わせることで、患者一人ひとりに合わせた歩行や上肢の訓練を提供できる......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6342

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(10)
 ~応用領域・シーン別に見るヒト型ロボットの展開状況③〜特殊用途:過酷環境への対応力が向上

 特殊用途の分野は、エンボディードAIが人に代わって危険な環境で活動できるという価値を最も発揮する領域だ。近年は、極限環境への対応能力も大きく向上している。例えば、災害対応や安全対策の分野では、浙江省温州の警察部隊が球形ロボットを導入。水上・陸上の両方で活動できる機能を備えており、洪水時の救助活動や化学工場の巡回点検といった高リスク環境での活用が期待されている......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6341

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(9)
 ~応用領域・シーン別に見るヒト型ロボットの展開状況②〜サービス:用途が広がり、感情対応が差別化の鍵に

 エンボディードAIのサービス分野への応用は、商業サービスから家庭、公共サービス、さらには対話や感情対応といった領域まで広がっている。なかでも商業分野では、サービスロボットの活用がすでに実用段階に入り、実際の業務に組み込まれつつある......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6340

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(8)
 ~応用領域・シーン別に見るヒト型ロボットの展開状況①~工業:柔軟な生産体制が競争力の軸に

 エンボディードAIの応用は、ヒト型ロボットにとどまらず、ロボットアームや車輪型ロボット、自動運転車両などを含め、さまざまな分野で実用化が進みつつある。製造業におけるエンボディードAIの活用は、従来のあらかじめ設定された動作を繰り返す自動化の枠を超え、より柔軟で自律的な生産へと進化しつつある......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6339

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(7)
 ~中国エンボディードAI・ヒト型ロボット産業のサプライチェーン構造③〜下流:製造業が先行・商業分野が拡大・家庭領域はこれから

 下流にあたる応用分野は、ロボット産業の価値が実際に発揮される最終段階だ。現在の主力用途は製造業で、特に自動車産業が先行している。ヒト型ロボットは、部品の搬送や組み立て、検査といった工程で活用され、繰り返し作業や危険を伴う業務の代替として導入が進んでいる......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6338

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(6)
 ~中国エンボディードAI・ヒト型ロボット産業のサプライチェーン構造②〜中流:完成品製造、開発段階から量産フェーズへ

 中流に位置する完成品メーカーは、各種技術を統合し、製品の設計から量産・出荷までを担う中核的な存在だ。2025年時点で、中国のヒト型ロボット完成品メーカーは140社を超える。宇樹科技(Unitree Robotics)、優必選(UBTECH)、智元機器人(AgiBot)などを中心とした有力企業群に加えて、銀河通用機器人(Galbot)、星動紀元(Robot Era)、衆擎機器人(EngineAI)なども存在感を高めており、市場全体としてプレーヤーの裾野が広がっている......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6337

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポト(5)
 ~中国エンボディードAI・ヒト型ロボット産業のサプライチェーン構造①〜上流:中核部品領域、最も高い技術障壁
ロボットの性能とコストを左右する上流工程は、産業全体の競争力を決定づける重要な領域だ。主に関節を動かす駆動装置(アクチュエーター)や、人の手のように物を扱うための精密部品(いわゆるロボットハンド)、各種センサーなどが含まれる。これらの部品は、ロボット全体のコストの6割以上を占めており、企業間の競争の焦点となっている......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6336

◆中国ヒト型ロボット産業分析レポート(4)
 ~中国エンボディードAIとヒト型ロボット産業の現在地④〜量産フェーズへ:技術実証から規模拡大へ

 2025年は、ヒト型ロボットの「量産元年」として業界内で広く認識されている。これまで開発段階にあった技術が、実際の製品として市場に供給され始め、主要企業も相次いで量産の成果を示し始めている。国家発展改革委員会と智源研究院(中国のAI分野における主要研究機関)の統計によると、中国のエンボディードAI関連企業はすでに230社を超え、そのうちヒト型ロボット企業は140社以上に達している......

(全文はこちら) ※『中国マーケティング会員』IDにてログインの上ご覧ください。
https://www.cast-marketing.com/index.php?Mod=Marketing&Cmd=DataList&Action=Detail&MRid=6335

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■新着統計データ一覧
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆2025年中国不動産市場の基本状況④〜不動産開発景気指数
◆2025年中国不動産市場の基本状況③〜不動産開発企業の資金調達状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況②〜新築商品用不動産の販売および在庫状況
◆2025年中国不動産市場の基本状況①〜不動産開発投資の動向

統計データ一覧はこちら >> 
https://www.cast-marketing.com/statistics/

■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■お知らせ
■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◆会報誌「中国消費洞察」2026年4月号(vol.133)発行

 会報誌2026年4月号(vol.133)の巻頭特集では、中国で急速に存在感を高めている「AI+消費財」市場を取り上げました。

 近年、中国では生成AIの進化を背景に、AIを単なるスマホやパソコン内の機能としてではなく、実際に“モノ”へ組み込む動きが加速しています。ウェアラブル機器、AI玩具、映像機器、家電製品など、日常生活のさまざまな場面でAI搭載製品が広がり始めています。

 特に注目されるのが、中国業界内で2026年が「AIハードウェア化元年」と位置づけられている点です。政策支援や技術進化を背景に、AIが自ら判断し、ユーザーへアドバイスやサポートを提供する製品群が急速に増加しています。AIは画面の中の存在から、生活空間に入り込み、実際に触れて使う存在へと進化しつつあるのです。

 中国版TikTokの抖音(ドウイン)では、AIロボット関連動画の累計再生回数が21億回を超えるなど、消費者の関心も急速に高まっています。単なる話題消費の段階を超え、どの製品が便利か、自分に合っているかを比較・検討するフェーズへ移行している点も特徴です。

 今号では、「AI+消費財」市場の全体像を整理したうえで、ウェアラブル機器、玩具、映像機器、家電など各分野の最新動向や主要企業の戦略を分析しました。中国で進む「AI+」の実態を理解し、日本企業が今後の事業機会を考えるうえでの参考となれば幸いです。

 トレンドウォッチでは、中国で急拡大する「二手経済」(中古エコノミー)を特集しました。中古品市場はすでに年間約1兆7千億元規模へ成長し、スマホや家電からベビーカーまで、日常生活の幅広い領域へ浸透しています。

 背景には、若年層を中心とした価値観の変化に加え、環境意識の高まり、政策支援、そしてAI技術を活用した取引の効率化があります。写真を撮るだけで商品説明や参考価格を自動生成する機能や、AIによる価格算定・レコメンド機能などが普及し、中古取引の利便性と信頼性が大きく向上しています。

 また中国の中古市場では、単なる「節約志向」だけではなく、「合理的に選ぶ」という新しい消費観が広がっている点も特徴です。特に若年層を中心に、中古品を“妥協”ではなく、コストパフォーマンスや環境配慮、自分らしい消費スタイルを体現する選択肢として積極的に受け入れる動きが目立っています。

 さらに閑魚(シエンユー)や転転(ジュアンジュアン)、愛回収(アイホイショウ)など主要プラットフォーム各社も、それぞれ異なる強みを打ち出しながら市場拡大をけん引しています。個人間取引を軸に巨大なユーザー基盤を持つ企業から、検品・保証サービスを強化する企業まで、競争環境も急速に高度化しています。

 今号では市場規模や成長要因、ユーザー属性、主要プラットフォームの競争戦略などを整理し、中国中古品市場の全体像を多角的に分析しました。

 マーケティングコラムでは、美団閃購(メイトゥアン・シャンゴウ)を事例に、中国で急成長する「即時零售」(インスタント・リテール)を取り上げました。

 従来型の家電販売が成長鈍化に直面するなか、注文から30分〜1時間程度で商品を届ける即時配送サービスが、新たな販売チャネルとして存在感を強めています。特に若年層を中心に、「必要な時にすぐ欲しい」というニーズが拡大し、デジタル家電市場にも大きな変化をもたらしています。

 今号では美団閃購のデータをもとに、家電・デジタル製品市場における5つの主要消費シーンを分析し、中国インスタント・リテール市場の最新動向と今後の可能性を考察しました。

 そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。

================
会報誌『中国消費洞察』
2026年4月号(vol.133) もくじ
================

【巻頭特集】中国「AI+消費財」市場分析レポート
AIが“モノ”として生活に入り込む時代へ
中国「AI+消費財」市場の全体像

【トレンドウォッチ】中国中古品市場分析レポート
閑魚が市場を牽引、日常に浸透する中古消費
中国で急拡大する「二手経済」(中古エコノミー)

【マーケティングコラム】
「美団閃購」に見る5つの主要消費シーン分析
家電・デジタル製品市場を牽引するインスタント・リテール

※詳細はこちら:https://www.cast-marketing.com/newsletter/

────────────────────────────────
【中国マーケティング会員コース クイックリンク】
────────────────────────────────
■ サービス詳細 >> https://www.cast-marketing.com/service/
■ お試しID発行 >> https://www.cast-marketing.com/trial/
■ お問い合わせ >> https://www.cast-marketing.com/inquiry/
■ メルマガバックナンバー >> https://www.cast-marketing.com/e-zine/
■ 会報誌バックナンバー >> https://www.cast-marketing.com/newsletter/
更新一覧へ戻る メルマガを登録