【第707回】 カギは「近さ・夜・滞在時間」
若者が生む中国リアル消費の新潮流
中国共通
小売・流通
消費トレンド
SUMMARY
「近さ・夜・滞在時間」の若者ニーズが外食をはじめとするサービス業にとって大きな追い風に ★YouTube動画 >> https://youtu.be/962lEsj_boQ 中国ではEC(電子商取引)が高度に発達する一方で、リアルの消費現場に人が戻る動きがはっきりしてきました。 来店客の中心は明らかに若年層です。2024年、35歳以下が全体の約7割を占め、18~24歳だけで21.6%と最多層になりました。彼らの行動変化から、リアル消費の新しい姿が見えてきます。 1つ目の変化は近さ重視。自宅や職場の近くにあるモールを選ぶ傾向が強まっています。遠出を前提とした目的地型の買い物よりも、生活動線上で立ち寄れる商業施設が支持されています。 2つ目は夜間経済の拡大。来店客の3割以上が午後6時以降に集中し、夜の時間帯が重要な消費シーンになっています。若者にとってモールは…

★YouTube動画 >> https://youtu.be/962lEsj_boQ
中国ではEC(電子商取引)が高度に発達する一方で、リアルの消費現場に人が戻る動きがはっきりしてきました。
来店客の中心は明らかに若年層です。2024年、35歳以下が全体の約7割を占め、18~24歳だけで21.6%と最多層になりました。彼らの行動変化から、リアル消費の新しい姿が見えてきます。
1つ目の変化は近さ重視。自宅や職場の近くにあるモールを選ぶ傾向が強まっています。遠出を前提とした目的地型の買い物よりも、生活動線上で立ち寄れる商業施設が支持されています。
2つ目は夜間経済の拡大。来店客の3割以上が午後6時以降に集中し、夜の時間帯が重要な消費シーンになっています。若者にとってモールは、買い物だけでなく、食事や交流を楽しむ場にもなっています。
3つ目は滞在時間の長期化。平均滞在時間は85分に伸び、特に飲食や体験型サービスに費やす時間が増えています。
若年層の行動が「近い場所で」「夜の時間に」「長く滞在する」という方向へシフトしていることは、外食をはじめとするサービス業にとって大きな追い風といえます。
日常動線上にあり、夜でも立ち寄りやすく、つい長居したくなる空間や体験を提供できる業態ほど、消費機会を広げやすい環境が整ってきました。
モノの販売だけでなく「時間の使い方」を提案できる企業こそが、これからの中国リアル市場で存在感を高めていくことになるでしょう。
★YouTube動画 >> https://youtu.be/962lEsj_boQ
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