【中国消費洞察メルマガ 第704号】中国社会の変化を読み解く注目ワード10選(前編)
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2026年1月14日 毎週水曜日配信・無料
【中国消費洞察メルマガ 第704号】
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こんにちは!キャストグローバルの大亀です。
上海での新年会で、住居を中心に設計・内装を手掛ける友人と食事をしました。不動産市況が芳しくない中、ビジネスはどうですかと尋ねたところ、意外にも「着実に伸びている」との答えが返ってきました。
確かに新規住宅の設計案件はあまり多くないようですが、買い替えに伴う内装の全面改修が増えているそうです。特に最近は外灘エリアの住宅案件に関わっており、そこそこ羽振りもいいとか…。
中国では、引っ越し前に内装を一新するケースが少なくありません。実際、私が住んでいるマンションでも、この2年ほどの間に、隣室を含めて2~3軒で内装工事があり、「ガガガ…」という騒音に悩まされました。
中国ビジネスは「森や林を見ず、木を見よ」と言われますが、いまや木ですらなく、「枝」や「葉」なのかもしれません。遠くからは見えにくい葉も、近づけば確かな数になります。もっとも今は真冬なので、「そもそも葉ないやん!」と突っ込まれそうですが…。
今週のコラムは、2025年「10大流行語」(前編)についてです。では、中国消費洞察メルマガ第704号をお送りいたします。
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中国歴25年の日本人コンサルタントがお届けする中国消費・マーケティング情報です。中国の消費現場、トレンド、ネット・EC、小売・流通、消費者動向などを2分前後の動画で解説します。
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【目次】
1. コラム「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第704回)
◆2025年の流行語から中国の“今”を洞察
~中国社会の変化を読み解く注目ワード10選(前編)~
2. 新着コンテンツ一覧
3. 新着統計データ一覧
4. お知らせ
会報誌「中国消費洞察」2025年12月号(vol. 130)発行
(詳細)https://www.cast-marketing.com/newsletter/
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■コラム 「大亀浩介の中国Bizコンサルタントの眼」(第704回)
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【第704回】 2025年の流行語から中国の“今”を洞察
~中国社会の変化を読み解く注目ワード10選(前編)~
中国の雑誌『咬文嚼字』は毎年「10大流行語」を発表し、その年の社会意識や価値観を切り取っています。
2025年版も社会・経済・テクノロジーの変化を色濃く反映する言葉が並びました。今号ではその中から前編として、5つのキーワードを紹介します。
まずは「韌性」。レジリエンスのことで、竹やゴムのように圧力を受けても折れずに回復する力を意味します。
近年は「経済の韌性」「サプライチェーンの韌性」といった表現が、政府文書や報道で多用され、外部環境が不安定な中でも持続的成長を志向する中国社会の自己認識がうかがえます。
次に「具身智能」。ヒト型ロボットに代表される、“身体”のあるAI(人工知能)のことです。AIが単なる考える存在から、行動する存在へと進化する段階に入ったことを象徴しています。
3つ目は江蘇省のアマチュアサッカーリーグ「蘇超」。市民参加型の大会が大きな熱狂を生み、各地で「○○超」が誕生しました。地域文化とスポーツを結びつける新しいモデルです。
4つ目は「賽博対賬」。異なる国・地域の若者がSNS上で日常の暮らしや価値観を共有し、互いの認識をすり合わせる動きを指します。
TikTok規制をきっかけに、多くのアメリカ人が中国のSNSに流入し、食事、仕事、家族観といった生活の実像を直接語り合いました。
国家やメディアを介さず、個人同士がリアルな体験を突き合わせるこの現象は、デジタル時代ならではの新しい民間外交となりました。
5つ目は「数字游民」(デジタルノマド)。場所に縛られず働く人々を指し、中国でも受け入れを進める動きが広がっています。
これらの流行語からは、中国が”耐える”力をベースに、AI実装、地域活性、越境コミュニケーション、柔軟な働き方へと進化していることを示唆しています。次号では残る5つの言葉を通じて、さらに中国の現在地を探っていきます。
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(14)
~TikTok Shopを活用すべき分野と今後の展望
TikTok Shopの日本展開は、いくつかの課題は抱えているものの、日本のブランドにとっても、新しい可能性を切り開く重要な機会であることは間違いないだろう。なかでも次のような特徴を持つ商品やブランド(企業)には、挑戦に値するECプラットフォームといえる......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(13)
~TikTokが日本で直面する現地化の課題
日本では、コンビニ決済や代金引換が決済手段として定着しており、TikTok Shopではこれが高い注文キャンセル率に繋がっている。また、物流も現在は第三者物流事業者との提携に依存している。出店ブランドは、より利便性の高いオンライン決済手段の導入を検討すると同時に、倉庫配置や配送ネットワークの最適化を進め、スムーズな購入体験を提供することが求められている......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(12)
~TikTok Shopの日本市場における現状 日本企業は慎重姿勢で「様子見」が過半数(?)
日本は世界第3位のEC市場。市場は安定的で、楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングの大手3社が長期にわたり三つ巴の状況を呈している。また、日本の消費者は信頼感と品質を重視し、価格への感度は比較的低い一方で、サービスの品質や専門性への要求が高い傾向が見られる......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(11)
~TikTok Shopのグローバル展開状況(2025年上半期)②〜 グローバル戦略の拡大が加速、日本市場にも明るい展望
TikTok Shopは、グローバル展開を一段と加速させている。ブラジルでは現地企業の出店が解禁され、主要なローカル決済手段への対応率も85%以上に達している。日本も2025年6月に正式始動。成熟した消費市場である日本市場がグローバルEC網に加わった点が注目されている......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(10)
~TikTok Shopのグローバル展開状況(2025年上半期)①〜グローバル事業が急拡大、成長スピードで業界を大きくリード
2025年上半期、TikTok Shopは世界各地で急拡大を続けた。EchoTikの最新データによると、同プラットフォームの世界全体のEC取引総額(GMV)は250億ドルを突破。前年同期比で120%の成長を記録し、続く第3四半期には、500億ドルの大台を突破すると見込んでいる。この急成長は、世界的なソーシャルコマース市場における同社のリーディングポジションをさらに強化させた......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(9)
~抖音ECカテゴリ別動向(2025年上半期)②〜多様化するエコシステムと精細化が進む成長トレンド
「見た目にこだわり、自分を悦ばせる」(顔値悦己)といったトレンドが広がるなか、パーソナルケア・美容カテゴリの売上も好調が続いた。なかでもフットケアやTゾーンなど特定部位のケア製品が急成長。業界の新たな注目点となっている......
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◆TikTok Shop Japan分析レポート(8)
~抖音ECカテゴリ別動向(2025年上半期) ①〜主要カテゴリは好調を維持、ニッチ分野が急成長
2025年上半期、抖音ECのカテゴリ別トレンドは、「既存カテゴリの安定成長」と「新興カテゴリの急拡大」という2極傾向が顕著に見られた。これまで長期的に市場をリードしてきた主要カテゴリが堅調な成長を維持する一方、ニッチな新カテゴリが爆発的な成長のポテンシャルを示した......
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■新着統計データ一覧
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◆2025年前三四半期における中国主要経済統計~国内総生産(GDP)の動向
◆生成型AIユーザー構成~学歴・職業構成(2025年6月時点)
統計データ一覧はこちら >>
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■お知らせ
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◆会報誌「中国消費洞察」2025年12月号(vol. 130)発行
会報誌2025年12月号(vol.130)では、毎年恒例となる「中国消費トレンド番付」を発表しました。
今年の中国消費を下支えした2つのパワーを横綱に選びました。一つは、中国政府による消費刺激政策です。全国規模で体系的に実施された「以旧換新(買い替え)」政策は、自動車、家電、住宅など幅広い分野に波及し、消費を直接的に押し上げる役割を果たしました。
もう一つは、中国で「即時零售」と呼ばれるインスタント・リテールの定着です。フードデリバリー網を活用し、注文後1時間以内に商品が届くこの業態は、すでに一過性の流行を超え、小売流通のインフラとして人々の生活に深く組み込まれています。
こうした環境のもと、中国では今年も多様な消費トレンドが生まれました。経済的に自立した「中女(中年女性)」層は、質の高い生活の実現や自己投資に積極的に取り組む一方で、若年層はアニメやゲームなどの「谷子(グッズ)」を購入し、バーチャルなキャラクターへの感情を消費という形で表現しています。
消費者はコストパフォーマンスだけでなく、文化的背景や価値観も重視するようになり、「国貨崛起(メイド・イン・チャイナ)」への支持は一段と高まりました。
飲食分野では、食品の過度な工業化への反発から生まれた「反預製」志向が広がりました。また環境意識の高まりを背景に「二手経済(中古エコノミー)」も存在感を強めています。
さらにAI(人工知能)が生活の隅々にまで浸透するなか、企業のマーケティングも「消費者に選ばれる」だけでなく、「AIにどう評価され、どう推薦されるか」が問われる時代へと移行しました。
生成AI時代の新たなマーケティング手法として「GEO(生成エンジン最適化)」が注目を集めたことも、2025年を象徴する動きといえるでしょう。
自身の健康を主体的に管理する「新養生」や、競争や情報過多にさらされる都市生活から心身を解放したいという「身心曠野(身と心のリセット)」も、今年を特徴づける重要なキーワードです。
今号ではこうした一年間の動きを踏まえ、「2025年中国消費トレンド番付」としてランキング形式で整理し、それぞれのトレンドや背景について詳しく解説しています。
続いてトレンドウォッチでは、中国女性向け健康食品市場に注目しました。10兆元規模に拡大した「她経済(ウーマン・エコノミー)」の主役である中国女性は、健康管理をライフスタイルの中核に位置づけています。
女性向け健康食品市場は、従来の栄養補給を目的とした段階を超え、より多様なニーズとサイエンスに基づく配合を重視する新たな成長フェーズへと突入しました。
免疫サポートや体重管理といった全年齢層向けの需要に加え、更年期など特定のライフステージに焦点を当てたケア、「悦己(ユエジー)」と呼ばれる自分を悦ばせる価値観と結びついた内服美容やメンタルケア分野まで、カテゴリは高度に細分化しています。
成分イノベーションや健康食品のスナック食品化、感情価値を重視したマーケティング手法も、市場競争の構図を左右する重要な要素となっています。
今号では同市場の全体像を整理するとともに、女性の消費意識の変化と今後のビジネス機会について考察しました。
マーケティングコラムは、2025年の「双11(ダブルイレブン)」セールを総括。今年で17回目を迎えたダブルイレブンは、依然として中国消費の動向を映し出す重要な指標です。
復旦消費ビッグデータ実験室によれば、セール期間中のネット取引高は前年比約10%増の2兆4千億元。星図数据の推
計でも二桁成長が確認されました。
EC大手の京東集団(JDドットコム)では、注文ユーザー数・注文件数ともに大幅に増加し、ユーザーの拡大と消費の深化が同時に進んだ一年であったことがうかがえます。
フードデリバリー網を活用したECの進化とともに、今後の中国小売・ECの方向性について読み解きました。
そのほかにも、中国の消費やマーケティングに関するインサイト情報やデータが盛りだくさんです。
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会報誌『中国消費洞察』
2025年12月号(vol. 130) もくじ
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【巻頭特集】2025年中国消費トレンド番付
ありのままの“ホンモノ”を求める趨勢に
「2025年中国消費トレンド番付」発表
【トレンドウォッチ】中国女性向け健康食品分析レポート
「她経済」の拡大と健康意識の高まりで急成長
中国女性向け健康食品市場を大解剖
【マーケティングコラム】
フードデリバリーを使ったネット通販が拡大
2025年「双11」(ダブルイレブン)セール大総括
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